半夏生とは?どんな意味を持っているの?
半夏生(はんげしょう)は
毎年7月にある雑節です。
この半夏生の名前ですが
植物の「半夏」からきているとか。
ん?
でもなんで
植物と雑節の名前に関係が?
半夏生にはどんなことをするんだろう
さらにさらに
半夏生とたことの関係は?!
とまあ
いろいろ気になったので
ここは知りたがり屋のうっかりママの出番!!
さくさくっと
調べてみましたよ^^
半夏生とは
半夏生は、夏至から11日目後のにくる雑節でだいたい毎年7月2日ころになります。
なぜ半夏生という名前がついたのかというと
この時期はちょうど
半夏と呼ばれる植物が生える頃なんですね。
ちなみに半夏は
烏柄杓(カラスビシャク)という薬草のことです。

この時期には
ハンゲショウ(カタシログサ)という植物が
ちょうど半化粧したように、葉っぱを白くする時期でもあって
これも半夏生という名前の由来、という説もあるんですね。

半夏生は、農作業を終える一つの区切りということで
農業と深い関係があることがわかります。
この時期までに作業を終わらせないと
秋の収穫量に大きく響くとされています。
昔は農業が
人々の生活を左右していたわけですから
半夏生は、ものすごく大事な役割をしていたんでしょうね。
三重県では、
半夏生の時期には、ハンゲという妖怪が徘徊するといった
言い伝えの残る地域もあるそうで
これも
半夏生までに農作業を終わらせるように、という
戒めから来ているのかもしれませんね^^
興味深いです~。
半夏生に残っている風習
地方によって半夏生に決まった食べ物を食べる風習が残っているのを知って
とても興味深かったので、ご紹介しますね^^
-
昔から半夏生に食べられているもの
- 餅
- だんご
- まんじゅう
- 寿司
- 麦こがし
大阪では「はげっしょ」という
玄米のお餅を食べる風習が残っていて
穀物を食べる地域が多いようです。
讃岐うどんのふるさとの讃岐では
7月2日を「うどんの日」と制定するほど
うどんを食べる風習が、浸透しています。
近畿地方では
タコを食べるとか。
半夏生にタコ...
ちょっと想像できませんね^^;
でも、7月2日は「たこの日」と制定されていて
こちらも風習がしっかりと根付いています!
なんでも
農作物が大地にしっかり根付くように
そして、夏バテしないように、と願いが込められているということで
半夏生にタコを食べる意味は、ここにあったんですね~。
福井県大野市では
焼いた鯖を食べます。
これはその昔
地元の藩主が
農民たちに焼いた鯖を振る舞った、という言い伝えがあるからです。
こういう風習が残っているのも
人と農業が昔から強く結びついてることを
物語っていますよね~。
これまで半夏生は全然意識していませんでしたが
風習にならって
何か食べてみようかな、と思います。
美味しさを味わいながら
そして、農家の人に感謝しながら...
2014年 7月2日
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