京都五山送り火、名前の由来は?五山送り火を楽しむスポットは?
五山送り火は
毎年8月16日に京都で行われるかがり火行事のことです。
夜空にくっきり浮かぶ「大」の字
実際に見に行かなくても有名ですよね~。
ところでこの「五山送り火」ですが
名前の由来はどからきたんでしょうね~。
知ってるつもりでも意外と知らなかったり^^;
五山送り火の名前の由来について調べてましたが
ホント、この行事について
私は無知だったんだな~、ってつくづく思い知らされました。
う~ん、ホントにうっかり(;´・ω・)
ということで
今回のテーマは、「五山送り火の名前の由来」と
「五山送り火を楽しむ」ということに絞って
記事を書いてみました。
もし、今年「五山送り火」を見に行きたい
と考えていたら、ちょっと読んでみてくださいね~♪
京都「五山送り火」の名前について
真っ暗な闇から大胆に浮かぶ炎の「大」の字。テレビでも、1度は見たことがありますよね。
「五山」とは
これが京都の五山送り火なのですが
五山送り火の「五山」には
ある特定の5つの山を指しています。
- 東山如意ヶ岳
- 松ケ崎西山・東山
- 西加茂船山
- 衣笠大北山
- 嵯峨鳥居本曼荼羅山
8月16日の五山送り火には
それぞれ「大」「妙」「法」「船(これは文字じゃなくて形)」
左の「大」、それから「鳥居(これは文字じゃなくて形)」
という送り火が浮かび上がるんです。
そうなんですよね~
京都送り火=「大」の字じゃないんですよね~。
ホント、恥ずかしながら
今知りました(汗)
なお
五山の送り火は「大文字焼き」とも呼ばれていましたが
これは東山如意ヶ岳の「大」が
あまりにも有名だったからでしょう~。
「送り火」とは
送り火は、お盆の時期に
あの世から迎え入れた先祖の霊をふたたび送り出すときに焚く火のことです。
五山送り火は、もともとは
7月16日の精霊送りの送り火として行われていたんです。
そう、
五山の送り火も、先祖を送り出すための送り火なので
五山で行われる送り火=五山送り火
ということなんですね~。
これを知らなかったら
五山送り火観賞も、楽しみが半減しそうです。
五山送り火を楽しむために
五山送り火は、京都で毎年8月16日に行われます。送り火の点火資材となるのは
薪、松葉、わらなどですが
護摩木(厄除けや供養のために
名前や年齢、性別が書かれた割木)です。
護摩木は、送り火が行われる当日の朝
銀閣寺山門前、金閣寺不動尊参道、化野(あだしの)念仏寺駐車場などで
受け付けています。
受付が住んだ護摩木は
点火前にそれぞれの山に運ばれます。
さて
いよいよ送り火の点火になりますが
午後8時ころから
「大」→「妙」「法」→「船」→左の「大」→「鳥居」
という順に、次々と点火されていきます。
ちなみに最後の
嵯峨鳥居本曼荼羅山での点火は
だいたい午後8時20分ころです。
次々に浮かび上がる大きな送り火。
これはぜひ目に焼き付けておきたいですよね~。
送り火がすべて見えるスポットというと
京都駅の屋上などかなり限られていて
抽選制のところもあるとか
全部を観たい!というのなら
テレビが一番いいと思います^^;
もし観賞にでかけるなら
どの送り火を観るか、事前に決めていくといいですね~。
ちなみに、五山送り火を鑑賞するスポットですが
こちらを参考に⇒ 五山送り火 見どころマップ
あ、そうそう
お酒の入った盃に送り火を映してそれを飲むと
脳卒中にならないと言われています。
また
送り火の燃え残りを戸口に吊るすと
厄除けになるんだそうで
送り火の翌朝の火床になると
燃え残りを求める人達で再び賑わうそうです。
こうやってみると
五山送り火は、ただ観るだけじゃなくて
いろんな楽しみ方があります。
五山送り火は30分ほどで終わってしまいますが
人々はそこにいろんな思いを馳せるんでしょうね。
そう思うと勝手に五山送り火に
愛着を持ってしまいます^^;
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