元日と元旦の違いは?元日の過ごし方ポイントは?
元日は1年の始まりの日
1月1日のことで、国民の祝日です。
元日といえば
だれでもわかるほどポピュラーですが
いつも混乱するんですよね
元日と元旦の違い。
それと
いつもなんとなく過ごしている元日ですが
このめでたい日の過ごし方って何か
風習みたいなのはあるのでしょうか。
来年の元日に備えて
気になることまとめてみますね^^
元日と元旦てどう違うの?
元日は、1月1日のことですがでは、元旦にはどんな意味があるのでしょうか。
一般的に言われているのは
元旦の「旦」の字は
水平線(一)に日が昇る(日)という様子を表しているので
朝日や1日のはじめ、朝といった意味があります。
なので
元旦は、元日の朝、と解釈されています。
なるほど~
水平線から日が出る。
いや~、ウマイですね(*´Д`)
でも
厳密に言うと
昔には時間の感覚がなく
元旦も元日と同じ意味合いで使われているので
必ずしも元旦=元日の朝、とする必要はないそうです。
ただ
元日と元旦を区別したい、というのなら
使い分けるといいかも。
私は
「旦」の字の意味が気に入ったので
元旦は元日の朝を表す言葉、と
覚えておこうと思います。
元日の過ごし方は?
元日の過ごし方はいろいろとあると思います。でも「寝正月」に代表されるように
家でゴロゴロ、という場合も多いのでは。
うちもそうですね~。
完全に巣ごもりです(笑)
お正月には
前の日に作ったおせちやお雑煮
それからお餅などを食べますが
1年の最初に迎える日には
お祝いの仕方がちゃんとあるんです!
祝い膳とお屠蘇(とそ)
元日は、祝い膳と言って脚がついた漆塗り膳に
漆塗りの器を使い、料理を頂きます。
お正月の料理というと
おせちやお雑煮が一般的。
どちらもお祝い事の料理として
昔から食べられていますよね♪
ちなみに
祝い膳で使われる箸は
「柳箸」といって
両端が丸くなっている特別な箸を使います。
料理の他にも
屠蘇散をお酒などに浸して作る
お屠蘇を飲んで無病息災や長寿を願います。
お屠蘇=お酒を飲む
とばかり思ってましたが
大きな勘違いですね(;´Д`)
お年玉
これも元日ならではのイベントですよね~。まあ
今ではあげる方に回ったので
まったくワクワクしませんが^^;
お年玉のルーツは
神棚に飾っていたお餅を分けていたところから
始まります。
その後餅からお金に変わったわけですが
お年玉はぽち袋に入れて
渡すのが習わしですよね^^
初夢を見る
初夢は元日の夜から2日にかけて見る夢のことです。初夢に縁起のいい夢を見ると
その1年が吉に恵まれるんですよね。
最高に縁起のいい夢と言われているのが
一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)。
なぜそうなのか、ということですが
これにはいろいろ諸説があって
ウィキペディアに載っていたので
引用してみますね。
徳川家縁の地である駿河国での高いものの順。富士山、愛鷹山、初物のなすの値段
富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから
富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」
富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉
富士は曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)、鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)、茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子)
ちなみに
七福神が乗った宝船の絵を
枕の下に入れて寝ると
縁起のいい夢が見やすいそうです。
なんとなくぼーっと過ごしていたお正月ですが
それぞれ意味があるんですね。
元日は1年に1度しか無いので
縁起を逃さないためにも
ちょっと意識して
過ごしてみたいと思います^^
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