そろばんの日の由来は?どんな大会があるの?
そろばん、子供の頃習ってましたね~。
今はあまり聞かないけど
あのぱちぱちいう音が好きで
珠を動かして計算するのがとてもおもしろかったです♪
ところで、そろばんの日ってあるんですね。
8月8日、ゾロ目で覚えやすい!
子どもたちはあまり興味ないけどでも
そろばんの日の由来について簡単に説明したいな。
そろばんの日がこの日になったのには
何か由来があるのでしょうか。
そろばんの日の由来
そろばんの日は全国珠算教育連盟が1968年に制定した記念日です。
この日になった由来は
「パチ(8)パチ(8)」という
そろばんの珠を弾く音との語呂合わせから。
この語呂合わせ大好き!
いいですね~。
これだけでも子供にすっかり説明できちゃいそう(笑)♪
そろばんの起源は?
そろばんがどこでいつ誕生したかというのはいろいろ諸説があってはっきりしませんが
計算の元祖は世界各地で、
そろばんに似た方法でされていたようです。
・メソポタミアの「砂そろばん」(BC2500年頃)
・古代ギリシャ時代の「アバクス」(BC5世紀頃)
ギリシャ以外でも、古代エジプトやペルシャ、古代ローマでも
そろばんに似た独自の計算方法を使っていたようです。
・中国の「珠算」(BC2世紀頃)
・アステカのそろばん(1000年頃)
中国から日本にそろばんが伝わったのは、はっきりしていませんが
「日本風土記」(1570年代)には「そおはん」という表現がありますし
「文安元年」(1444年)と墨書銘が残るそろばんが現存しているということなどから
室町時代にはそろばんは日本に定着していたと考えられています。
現在のそろばんの形になったのは昭和以降に誕生したものです。
そろばんの日の大会について
そろばんの日は、そろばんの普及を目指し、利便性をPRしますがそろばんの日にちなんだ大会も開催されているようです。
記念日を制定した全国珠算教育連盟は、
毎年そろばんの日にちなんで「全日本珠算選手権大会」を開催しています。
この大会は記念日が制定される以前から(1954年)から行われていて
かなり歴史のある大会です!
競う競技は
○総合競技
乗算
除算
見取算
乗暗算
除暗算
見取暗算
○読上算競技
○読上暗算競技
○フラッシュ暗算競技
○都道府県対抗競技
総合競技では、最高得点を取った人が「そろばん日本一」ということで
聞いただけでも火花が飛び散る!
2008年からは、小学生のそろばん日本一を決める
「小学生 そろばん日本一」も始まりました。
このそろばん大会の参加者数の推移を見ると
第1回めの参加者は438名で、昭和38年には693名とピークを迎えます。
その後2年間休止、昭和41年には169名と急激に落ち込みました。
長らく低迷が続いたものの、平成10年代に入って徐々に参加者数は安定
平性27年には563名が大会に参加しました。
今は計算機があるので簡単に計算できますが
そろばんは高い集中力や暗記力が要求されますし
細かな手の動きは脳の運動にもよさそうですよね。
そろばんの日をきっかけに
そろばんがずっと普及していってくれるといいなと思います。
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