花粉症の3月!原因になる植物の種類は?
「花粉は2月頃から飛び始めるので
1月ころから花粉症対策を」と言われますが
3月に入って
急に目が痒くなったり鼻水が出たり、と
花粉症の症状がではじめるという人多いんですよね。
花粉は2月上旬ころから飛び始めますが
日本全国ではなくて
九州や四国地方というふうに
一部の地域なんですね。
なので
お住いの地域によっては
3月に花粉症の症状が出始めるというのも
おかしくありません。
それか
もしかしたら
3月に花粉を撒き散らす
特定の植物が原因かも。
鼻の嗅覚は鈍感ですが
むずむずっとするのはけっこう
感知しやすいほうなので^^;
3月の花粉症の原因と考えられる
植物の種類についてチェックしてみました!
3月の花粉症、犯人は誰だ?!
3月の花粉症の原因と考えられる植物は?
【スギ】
日本を代表する花粉といえばスギ花粉で
花粉の飛散情報は、スギ花粉の量を元にしています。
スギ花粉の開花時期は2月から4月で
開花時期は花粉症のシーズンです。
【ヒノキ】

ヒノキはスギ花粉よりも
少し遅れて飛び始めます。
ヒノキの開花時期は3月~5月。
スギ花粉症の次に多い、花粉症になる原因植物と言われています。
【ヤシャブシ】

カバノキ科の植物で
オオバヤシャブシ、ヒメヤシャブシ、ミヤマヤシャブシ
といった種類を持ちます。
太平洋側から日本海側まで広く分布していますが
花粉の飛散期間は1月~5月です。
【ハンノキ】

日本全域に分布し
特に湿原や沼地を好んで密集します。
ハンノキの花粉飛散時期は1~4月ですが
スギ花粉と同時期ということで
特にスギが少なくハンノキの多い北海道では
花粉症原因植物として挙げられています。
【サワラ】

ヒノキと同じ、ヒノキ科に属している植物で
見掛けもヒノキとよく似ています。
山地に多く分布しているのが特徴。
花粉の飛散時期は、ヒノキと同じ3~5月です。
うわ~
3月が飛散時期という花粉の種類
けっこうありますね~(汗)
ヒノキの花粉はスギ花粉ほど多くありません。
ですが
スギ花粉症の人はヒノキ花粉にも反応しやすくて
ダブルで反応すると、その分症状も重症化するので、注意が必要です。
ヤシャブシの花粉も要注意です。
ヤシャブシの花粉症を発症した人で
フルーツアレルギーも併発したケースがでています。
飛散期間も長いですし
スギ花粉症より強力と言われているので(゚A゚;)ゴクリ
飛散期間は近づかないのが一番ですね。
3月の花粉症の原因といわれる植物がこんなにあると
どれが犯人か特定しにくいですが^^;
例えばスギ花粉とヒノキ花粉のように
共犯(?)でやってくる場合もあるので
花粉情報をこまめにチェックしながら
花粉を撒き散らす植物が密集するところには
なるべく近づかないほうがいいと思います。
「緑の国勢調査」と呼ばれる
「自然環境保全基礎調査植生調査」の
第5回目の報告書を見つけました。
全国にどんな植物が散布しているのか
というのがわかりますので
データはちょっと古いですが
日本のどこに花粉症の原因となる植物
スギ、ヒノキ、サワラ、ヒメヤシャブシが分布しているか
参考にしてみてください。
⇒ スギ、ヒノキ、サワラの分布図
⇒ ヒメヤシャブシの分布図
それから
花粉症は風邪と症状が似ているので
どちらか判断つきにくいですが
両方一度に、ということもあるので
体調の管理はしっかりとしておきたいですね^^

3月はいろいろな花粉が飛散する時期ですので
症状が出やすいということがよくわかりました。
花粉症は、早めの治療で
症状を遅らせたり、軽減させたりすることができます。
3月の花粉症の到来に備えて
対策はしっかりしておきましょう~。
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